2005年07月30日

田舎って素敵。 pt.4

蛍も飛んでいました。星も三つばかり流れました。

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キャンプファイヤーの薪のように生きていきたいです。その存在が誰かを暖め感動させることができるのなら、それほどの幸せはないのかもしれません。他者(あるいは他の生命、自分でない存在)という存在の認識とそれへの想像を欠かさずまずは自分が生きていくこと、人にもそういう生き方の種を蒔きながら生きること、難しいけど、今までもこれからも自分はそういう方向に向かっていっているのだと思います。
うまいこと職業になればいいんですけどね。

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BGM:"Take Me Home Country Roads" by John Denver
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2005年07月29日

田舎って素敵。 pt.3

子供にクイズを出したんです。
「僕、文ちゃんはいったいいくつでしょう?一番近いと思うのを選んでね。」
「@20歳、A25歳、B30歳。どーれだ??」

まぁ見事にBを選ばれたわけですが。

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もちろん葛藤や衝突もありました。教育の専門家ではもちろんないし、教育学を学んだわけでもありません。参加してくれた子供達の気持ちや心の動きはうまく捉えられているのか、子供達に伝えるべきことをうまく伝えられているのか、不安にもなりました。わがままの叱り方も、適切かどうかはよくわかりませんでした。それでも、これまでの経験と知識とその時の本心から、最善と思えるものを選択するという方法以外に採れる策もなく、またそれこそがやはり信頼できる方法だとも思えました。参加した皆と、理解し合うというレベルに達しなかったとしても、生きたコミュニケーションをできたことも、とても良かったです。

自然と自分の生活、あるいは他人と自分の生活は、決して切り離されたものではないですよね。魚は切り身で泳いでいるわけではないし、魚は釣る人がいなければ食卓に並ぶこともないのです。そういったことを少しでも体感してもらえたのなら、そこに少しでも楽しさが見出されていたとしたら、今回のキャンプは大成功だったのではないでしょうか。生きていくということは決してきれいなことばかりではないのです。魚は確かにぬるぬるして気持ち悪いし生臭いし、他人の存在が鬱陶しくなる瞬間がない人なんかロボットみたいで嫌です。そういう様々な気持ちが湧き出てくるということ、文字で読むだけ、写真で読むだけでは伝わらないことを、身をもって皆で体験するということ、それによって得られた知識や技術―捕まえた昆虫の名前や飯ごう炊飯の仕方など―はやがて忘れてしまったとしても、体験そのものと体験したという自信は必ず心の中に根付いているはずです。
posted by ぶん at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 信州日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

田舎って素敵。 pt.2

標高1000mくらいの地域にあって、かいてもかいても汗がべたつかないんですよね。

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訪問の目的は、センターの手伝いをするなどの通年合宿そのものではなく、センター主催のキャンプリーダーとしてのボランティアでした。間接的な知人がセンターで働いており、自分がアウトドアや農村開発なんかに興味があるということがどこかから漏れてしまった(別に秘密ではないですが)ようで誘って頂けたのです。フットワークの軽さを売りにしている以上こういった誘いを断るわけはなく、テストやレポートがやや残っているにもかかわらず二つ返事で食いついた企画でした。キャンプは園生ではなく愛知県地区の小学生を対象とし、自然体験・共同生活を通じ、自然を愛する心と仲間を思いやる心を育んでもらおうという趣旨のもと様々な野外活動をみんなで楽しもう、というものでした。普段は都市部で何不自由なく暮らしている子達が、二泊三日という短い期間ではあったにせよ食べる・遊ぶ・寝るといったシンプルな生活の中で様々な挑戦をする姿は、通俗的な表現になってしまいますが大きな感動をもたらすものでした。

具体的には、子供達の行動単位となるグループのリーダーを自分のようなボランティアが担当したわけですが、一番近くで子供達と向き合える、言わば特等席のような場所だったのではないかと思います。キャンプ初日(25日)に子供達がバスで到着した時の硬い表情がプログラムの進行と共に和らいでいく様は、見ていてとても嬉しかったです。川遊びでは殻を破ってはしゃぐことの気持ち良さと川の冷たさ・水の透明さを、ナイトハイクやテントでの宿泊は夜の暗さとそれが決して無音ではないということを、飯ごう炊飯では火と煙の熱さと自分達で炊いたご飯のおいしさを、他にも色々、本当にたくさんのことを皆と共感できたのではないかと感じています。
posted by ぶん at 23:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 信州日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

田舎って素敵。 pt.1

また長いです。なんかレポート書いてるみたいでした。でも気持ち良かった。

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24日から4泊ほど、長野県の飯田市近くの山村に行ってきました。県内ワースト3に入る、人口750人ほどの小さな村で、通年合宿センター(以下センター)という山村留学の受け入れ施設に行ってきました。山村留学(実施団体によって名称は異なり、農村留学という言葉が使われたりもします。)とは、小〜中学生が自然豊かな地域で一定期間農作業やキャンプ等の自然体験を、共同生活の元で行うものを言います。最近ドラマにもなったので、知っている人も多いのかもしれないですね。実際はドラマのように美しい部分ばかりではないし、お金もかなり絡んだ話になるのですが、行政と地域がうまく連携し十数年続いているモデルとして、例えば将来自分の育った村でもやりたいなと思わせるには十分な魅力を持った事業でした。

今回訪れた先では、通年合宿という言葉を使い、14名の子供達が最短で一年間、共同生活を営んでいました。園生(留学に来ている子達)には癖の強い子が多く、とにかくパワーに溢れ負けないようにするのが楽しかったです。またやはり共同生活をしているせいでしょうか、コミュニケーションの積極性と巧みさが心に残っています。あとなぜか美男美女が多かったです。センターのスタッフは、自治体の外郭団体職員という肩書きになるようでした。特に高い専門性が求められているわけではないようですが、やはり子供を愛し、自然を愛する人達が集まっていたようです。寮の管理人でも親でも先生でもなく、その全てであるという立場はかなりのタフネスを要求し、しかしその見返りに得られるものは大変大きな喜びとなるようでした。
posted by ぶん at 23:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 信州日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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